千葉県支部定期演奏会のご案内

新型コロナウイルスまん延にともない、私共も第43回、第44回演奏会を中止せざる負えませんでした。この2年間のブランクの間、オンライン会議等により企画を温め、今回演奏会に向けて一層充実するように準備をしてまいりました。

　千葉県支部の会員の作品で今回初演する「対話篇」を皮切りに、会員がこの３年間修練を重ねた数々の曲を披露いたします。

　特別企画として「コロナ後をテーマに、人々に勇気・活力を与えること」を目的に高橋雅光先生に作品を委嘱いたしました。この「饗宴」、は尺八２パートと箏２パート、１７絃の編成の豪華な作品となり朝香社中のご協力をいただき演奏いたします。また、特別出演として、ドルチェ邦楽合奏団に、２００５年委嘱作品の石井由希子先生作曲「秋祭り」を、竹つれづれに、昨年の全国邦楽合奏フェスティバルで好評だった長澤勝俊作曲「若竹の賦」を演奏をお願いしました。

有志曲として、坂田誠山師・石井透山師指導のもと、日本尺八連盟委嘱曲である藤田崇文作曲「竹の三時」と古典本曲「佐山菅垣」に取り組みました。

　尺八の古典・新作、三曲、現代邦楽をお楽しみいただければ幸いです。